「あいさつで街の活性を」

岐阜市 金剛寺 住職 山田一義 師

我々の校区では、15年以上前から防犯パトロール隊のボランティア活動をしています。会員は約80名で主として学童の下校時の交通事故や犯罪防止のため、主要箇所を中心に立ち実施しています。

また、10年前から、さらに安全・安心な校区にするため青色回転灯装着車両による、防犯パトロール巡回も実施しています。会員の協力により現在まで何の事故や犯罪などもない活動ができ、各方面より大変感謝されています。

このボランティア活動をやっていて、特に学童にふれあう時間が大変多い。一般的にかわす挨拶は、おはよう・こんにちは・おかえり、また成人の方々には、季節のこと・天候・あるいは近頃の情勢など、あいさつは人間関係を円滑にする上で、大変重要な役割を持っています。

学童下校時で防犯パトロールの当番日、「おかえり」と言うとみんなが「ただいま」と返事が返ってくる。また、朝の登校時、道へ出ると小学生が並んで学校に向かう。「おはよう」「いってらっしゃい」と声をかける。「いってきます」などの返事が返ってくる。

こうして笑顔であいさつができ、子供たちだけでなく、このボランティア活動により地域の方々とも広くつながりができ、連携が密になった気がします。

我々の防犯パトロール隊の出迎え。青色回転灯車両の巡回で、自主的な防犯活動を行う中で、色々な犯罪防止に役立ち、事故のない安心で平穏、さらにはいつでもあいさつができ、明るい町づくりをこれからも維持してまいりたいものです。