愛のあるお言葉を

中津川市  善昌寺  副住職  井口昭典師

お母さん、よろしければお先にどうぞ。

ありがとう。助かりますよ。

ほんの少しの挨拶やささいな行動で、あなたも私も幸せを共有できる。

誰かに親切にされると、ハッと気持ちが明るくなったり、ホッと心が暖まったりして、私自身も周りにいる人たちに優しくなれることってありませんか。

親切や愛のある優しい言葉がけは目の前の相手を幸せな気持ちにするだけではなく、私自身の幸せにもなります。そしてその先に続く人達まで幸せが広がっていく素晴らしいパワーがあります。

愛語というは、衆生を見るに、先ず慈愛の心を発し、顧愛の言語を施すなり

曹洞宗の修証義というお経の一節に『愛語』とは、についてお示しになられております。

『愛語』 相手を思いやり、あたたかい心のこもった言葉をかけることですね。

私自身が幸せで心穏やかな気持ちでいられることが持続できると、自然と自分に自信が持てるようになるともいわれています。

自分に自信が持てるようになると嫌なことがあったとしても、不思議と何を責めることなく素直に受け入れることができ、謝れるなど落ち着いて物事を対処することもできます。良いことばかりの連鎖です。

愛語の起こすパワーが知らず知らずのうちに、遥か遠くにいる人達に幸せを運べることを想像するだけでも心がワクワクしてまいります。

そこから実践してみてください。

今月16日は令和の時代が始まり初めての 父の日

お父さんいつも支えてくれてありがとう。はい。これどうぞ。

入梅に入り、心が少し晴々しない日が続くかもしれません。

ほんの一瞬の和顔愛語のパワー、慈悲の行動を心掛けてまいりましょう。