曹洞宗岐阜県宗務所からのお知らせです。
平成２８年１０月１日 曹洞宗宗務庁の人事部長より『宗務庁書記登録試験実施のお知らせ』がございましたので掲載いたします。
標記の件について、下記のとおり書記登録試験を実施いたします。書記登録試験実施要項及び出願書・履歴書様式は、曹洞宗報並びに曹洞禅ネットに掲載いたします。
記
１．実施日時 平成２８年１２月１５日（木） 午前１０時より
２．試験会場 東京都港区芝２－５－２ 曹洞宗宗務庁
３．試験職名 書記
４．受験資格 本宗の僧侶で３５歳未満の者
５．試験科目 （予試・本試）一般教養・曹洞宗宗制・論文・面接
６．出願締切 平成２８年１１月１５日（火）必着
７．添付書類 履歴書（自筆）・成績証明書・住民票
※出願者には、試験の詳細及び受験票を直送いたします。 以上
曹洞宗宗侶の皆様におかれましては、益々ご清祥にて布教教化にご活躍のことと拝察いたしお喜び申し上げます。さてこの度東海管区布教講習会を下記の通り開催することとなりました。ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
期日 平成28年10月24日(月)〜25日(火)
会場 豊川閣妙厳寺
参加対象 管内曹洞宗宗侶
講師 主任講師 福島県 長秀院住職 渡辺祥文老師
人権学習 江口心理相談室室長 江口昇勇 氏
実演講師 岐阜県 円通寺住職 岡田英賢 老師
参加費 6000円
持ち物 略衣(絡子)、印鑑、筆記用具
申し込み 各宗務所へお申し込みください。
平成27年6月25日(木) 豊川閣、妙厳寺さまを会場に平成27年度の東海管区教化センター布教協議会並びに布教師会が開催されました。仏祖諷経の後、東海管区布教師会総会、分散会と滞りなく進み、特に本年は講演として『筆跡は心の鏡』と題して筆跡診断士の山上りるも氏より「筆跡診断」の講義がありました。
私たちは日常的に文字を書くとき、無意識のうちにその人なりの特徴(クセ)が出てしまいます。筆跡診断とは、この書かれた文字の一つひとつの特徴を深層心理学的に分析し、それを書いた人の性格や考え方、行動傾向を読み取る学問のことを言います。今回参加の東海管区100数十名の管内宗侶は、講義の中で自分自身の筆跡診断を踏まえて初めて聞く新たな分野の学問を興味深く拝聴していました。一方で、講師である山上氏は筆跡を変えることにより、性格を変えていくこともできる。文字を変えることで性格が変わり、性格が変わることで、日々の行動が変わり、日々の行動が変われば、人生も変わってくると力強くご講演されました。
今回の講演は「筆跡診断」という学問自体もそうですが、講師の話術、話の適格さ、熱意、その全てに敬意を表するものであり、何百人という僧侶の前で臆することなく〝伝える〟そのひたむきさには感じるものがあり、布教師としも必要なものを学ぶことができました。
曹洞宗岐阜県宗務所のホームページを開設いたしました。