おかげさま

関市 玄霜寺 住職 加藤 大心

久しぶりに逢った友人、知人にかける言葉は「お元気でしたか」「お変わりありませんか」に、返答は「ありがとう」「おかげさま」です。このおかげさまの言葉、皆さまもよく、使っておられるのではないですか。ここに身近に実行できることの言葉があります。

両親には感謝を。子どもには模範を

人生の大先輩には尊敬を

隣人には笑顔を、自分には自信を

知らぬ間に、親に見習う子の姿

と簡単な言葉ですが、いざ毎日実行しようと思うと、むつかしく感じますが、普段の生活の中で、人に迷惑をかけることもなく、毎日、感謝の気持ちをもち、笑顔で接すれば、どの様な時でも、心が通じ合えるのではないでしょうか。佛教の言葉の中に、佛、法、僧と云う言葉が有ります。三宝(三つの宝)と書きます。では、佛、法、僧とは、具体的に何をさすのでしょう。

佛とは、私たちをお導き下さるほとけさま。法とは、佛様の説かれた御教え。僧とは、その教えを共に行じていく集いをいいます。

私たちは、この佛、法、僧の三つを宝として、大切な人生の指針として、生きることが大事です。人生は一度きりです。一度しかない人生を、その日の気分だけで生きるなんてもったいない。そうならない為にも、三宝を指標として、逢い難き佛法に、出逢えた幸せに、「おかげさま」と云える生き方をしてまいりたいものです。