「お盆供養によせて」

大垣市 報恩寺 住職 村田英隆 師

お盆の期間は、現在では標準的には8月13日から15日(16日)ですが、7月などに行われる地区もあります。

この供養の特色は、亡きご先祖が家に戻ってくると考えられ、その期間中に手厚く迎え、先祖をしのぶという行事の意味があります。

ちなみに初盆とは、「故人が亡くなり四十九日を過ぎた後、初めて迎えるお盆」です。

お彼岸は、お盆とは逆に、こちらから亡きご先祖様の世界に心をめぐらせ仏様の境地に寄り添う期間でもあります。

3月と9月の春と秋に墓参りをして先祖の供養をします。

一方、施食供養はいつ行っても良いものですが、お盆の時期にあわせて営まれること多いようです。

この行事の特徴は、供養されていない多くの諸霊を併せて施食棚に招いて供養することで、功徳を先祖に回向するという意味合いがあることです。

しかし昨今の猛暑やコロナでのマスクの着用でなかなか厳しいものがあります。お盆や彼岸は親族が集まり先祖への供養のお参りし、絆を深める大切な機会です。

今年は、コロナの影響でお盆の時期に実家へ帰るのをあきらめた方もおられるかもしれません

静かに自己に向き合って生き方を考えてみるのも良いかもしれません。